Finder 2002.12.01UP 2008.05.18更新
MacOSを特徴づけてきたFinderですが、MacOSXで大きく様変わりしました。まず、私が改善して欲しいと思ったのは、MacOS9系のようにデスクトップをクリックしたらFinderをアクティブ(前面に出す)にすることです。Dockの「顔」をクリックしさえすれば、Finderの全ウィンドウが前面に来るのではありますが、いちいち「顔」をクリックするのはちょっと面倒です。慣れましたけど。
しかし、Windowsのように、Finder上でファイルやフォルダをコピー、ペーストできたり、操作の取り消しが出来るようになったのは”○”です。また、ファイルやフォルダをコピーして、文書などにペーストすると、MacOS9系と同様にファイルやフォルダ名のテキスト一覧を作れますのでこれも一安心しています。これはWindowsではできませんしね。Windowsでファイルやフォルダの一覧を作ろうとすると画面をキャプチャするぐらいしかなさそうですし。
なお、最初無かったラベル機能は、v10.3以降に復活しました。
カラム表示 2005.8.27UP 2008.05.18更新
カラム表示は、全く新しい表示形式でWindowsにもありません。ファイルの探索には便利なのですが、10.4Tiger以前では、カラム内の表示順が名前順の固定で並び替えできないので、変更日順にしたい場合などはリスト表示にする必要があります。私は変更日順にファイル管理をしているので、カラム表示で目的のフォルダを探し、そこでリスト表示に変更するというやり方をしています。ちょっと半端な機能だなと思っていたら、10.5Lepordからは並び替えを変更できるようになったようです。
また、ファイルを選ぶと右のカラムにファイルの情報が表示されますので、情報を見るだけなら、メニューから「情報を見る」を使う必要はありません。と言うわけで、慣れると、結構便利な表示形式です。
ウィンドウとフォルダの関係 2002.12.01UP 2005.8.27更新
Windowsのようにウィンドウ=覗き窓となり、MacOS9系のようなウィンドウとフォルダの一体感が失われました。つまり、ウィンドウとフォルダが一対一の関係でなく、一つのフォルダを複数のウィンドウで、複数の表示形式で見ることができるようになり、カラム表示の場合、そもそもウィンドウとフォルダが対応するという概念自体がありません。そのため、Windows使いの方はほとんど違和感なく使えるかと思いますが、MacOS9系使いにとっては相当違和感があるでしょう。
これをMacOS9系的に使いたいなら、
- 「ツールバーを隠す」を標準的な使い方とする。
を押してもOK。
- カラム表示は使わない(カラム表示は同じフォルダを複数のウィンドウで見ることができるため)
とするとよいでしょう。一度ツールバーを隠すとそのウィンドウ(MacOS9系のようにフォルダでないことに注意)から開くウィンドウ(これもフォルダではない)は全てツールバーなしで、見かけ上、ほぼ、ウィンドウとフォルダは一対一になり、表示形式やウィンドウサイズ、表示位置なども維持されてMacOS9系的な動きになります。ただし、MacOS9系では、リスト表示で開かれているフォルダをダブルクリックして別ウィンドウで開くと、元のリスト表示のそのフォルダは閉じられ、逆にその状態で元のリスト表示のフォルダを開くと別ウィンドウは閉じられるという几帳面な動きをしましたが、MacOS Xではそこまで対応しておらず、元のリスト表示のフォルダと別ウィンドウの両方にフォルダの中身が表示されます。
しかし、この方法をとると、MacOS Xと特徴付ける便利な機能である、カラム表示やツールバー、10.3以降のサイドバーも使えないのでちょっと勿体ないと思います。どこまで古いMacOS9系の動きにこだわる必要があるか考えてみてもいいかと思います。
もう一つ別の方法として、Finderの環境設定で「フォルダを常に新規ウィンドウとして開く」にチェックを入れるというのがあります。これだと、順次、フォルダを開いていく場合、MacOS9系的な動きをして、かつ、ツールバーもサイドバーも使えるという利点があります。しかし、ツールバーやサイドバーでフォルダを選択すると、そのウィンドウの中でフォルダが開かれるので、使っていくうちに、頭からウィンドウとフォルダが一対一という概念自体が失われていきます。
以上のように、Macと言えどもWindowsに非常に近く、上記の設定をしてもMacOS9系とWindowsの中間みたいな感じです。そして、カラム表示や、フォルダのウィンドウなのに全ウィンドウ共通のツールバーやサイドバーのようにウィンドウとフォルダの一体感を失わせるけれども便利な機能があることを考えると、もはやウィンドウとフォルダは、別物と割り切って慣れていった方がいいでしょう。
ウィンドウの操作 2005.8.27UP
ウィンドウを操作するボタンは、左側に集約されました。一番左にある赤い
はウィンドウを閉じるクローズボタン、真ん中の黄色い
はDockにウィンドウをしまうボタン、右にある緑の
はウィンドウサイズを最適な大きさにピタッと合わせるズームボタンです。ズームボタン(
)を[option]キーを押しながらクリックすると、IEなど最大化との切り替えになるソフトもあります。
クローズボタン(
)、Dockにしまうボタン(
)を[option]キーを押しながらクリックすると、アプリケーション単位で全ウィンドウを一括で閉じたり、Dockにしまったりできるのは従来通りですが、一括でDockからウィンドウを出せないのはいまいちです。一つ一つクリックして出す必要があります。この点、MacOS9系のウィンドウシェード機能の方が便利です。
Finderのウィンドウなど、一部のアプリケーションではタイトルバーの右端に米粒みたいなボタン
があり、これを押すとウィンドウのツールバーとサイドバー(v10.3以降)の表示/非表示の切り替えができます。
ウィンドウの移動は、v10.3以降のメタル調のウィンドウであればメタル調の部分でドラッグできますが、そうでないウィンドウはWindowsのようにタイトルバーでしかドラッグできません。
アップルメニュー 2002.12.01UP 2005.8.27更新
アプリケーションによらないシステム全体の操作を行うときに使うメニューのみとなり自分でカスタマイズできなくなりました(ただし、カスタマイズするオンラインソフトはあります)。MacOS9系の「特別」メニューに近い感じです。ランチャー的な用途は、Dockを活用することになります。
私としては、MacOS9系のコントロールパネルのように、システム環境設定の各機能を階層表示して欲しいですね。
メニューバー 2002.12.01 2008.05.18更新
メニューバーは、アプリケーションメニューの機能がDockに集約されてなくなったことと、ファイルメニューの左側にアプリケーション全体を操作するメニューが追加されたぐらいでそんなに大きな違いはないでしょう。
右側には、スポットライト、ユーザーと時計、言語メニューのようなアプリケーションに依存しない項目と、MacOS9系でコントロールバーにあったような項目が並びます。カスタマイズ系のソフトはこの右側に機能を追加するものが多くあります。
このようにメニューバーにはMacOS9系以上に多くの項目が並びますので解像度の低いディスプレイでは全てが表示できない場合があります。
Dock 2006.06.04UP
MacOSXで特徴的なのは、Dockでしょう。Dockが何かを一言で表現するのは難しいのですが、
- アプリやファイル、フォルダを登録できるランチャーの機能
- 今、使っているアプリケーションを表示、切り替えが出来るMacOS9系のアプリケーションメニューの機能。Windowsのタスクバーにも似てますが、開いているファイルやフォルダは表示されませんのでちょっと違います。
- ウィンドウを画面からしまう機能。黄色い
を押すとDockに吸い込まれ、それを選択するとまた、ウィンドウが画面に戻ってきます。
・・・と言ったものです。ただ、沢山のアプリやフォルダなどを登録したり、沢山のアプリを起動したり、沢山のウィンドウをしまったりするとアイコンがどんどん小さくなってなにかよく分からなくなってくるのが欠点ですね。アプリを選択する時はアイコンが特徴的なので分かりますが、ファイルやFinderのウィンドウを複数Dockにしまうと区別がしにくくなっていきます。一応、10.3ぐらいから右下にアプリケーションのアイコンが付いて種類ぐらいは識別できるようになったのですが、あんまり効果無いですね。また、マウスを合わせないとファイルやフォルダ名が表示されないのでこれも面倒です。Windowsは一応タスクバー上で名称が表示されるのでまだわかりやすいと思います。また、拡大機能は便利なのですが、Dock近くにマウスのポインタを持っていくと拡大して余計なアプリが起動したりするのもうっとうしい・・・。というわけで私はDockは右端に置いて、右側に少し隙間をあけてウィンドウを開くようにしています。そうすれば、HDDも少し見えますしね。
などと問題点を沢山指摘しましたが、総じて、Dockさえ使えば一通りのことができるのでシンプルで使いやすいものだと思います。