スキャンはそれまで会社のスキャナを使わせてもらっていたが、なくなったので購入した。初めてのSCSI機器でいっぱしのユーザーになった気分だった。
●キヤノン CanoScan FB620S:¥25,000
●ハードの総投資額:¥245,000
1998.4〜5 トラブル続出! ▲
それまで連れ添ってきたPowerBook145Bはほとんどトラブルは無かった。フリーズもごくたまにしかなく爆弾は見たことがなかったと思う。しかし!新しいPowerMacintosh 4400はフリーズ、爆弾当たり前、起動不能もしょっちゅうで、システムの初期化も4回ぐらいした(今でも気に入らなかったらすぐ初期化するが)。当時、バックアップメディアがなかったので初期化は重大な決断であった。システムの再インストールすらできないことも何度もあったし、システムぐらいしか入れてないのに起動できないこともあった。これはハードの不具合だと怒り心頭に発した私はアップルにクレームを付けて修理依頼した。………結果「異常なし」。そしてよく考えてみると、トラブった時はいつもプリンタドライバを入れていたことに気が付いた・・・。キヤノンBJC-240J用のピクセラ製ドライバだ。インターネットで見ると私が九千円も出して買ったドライバのバージョンはめちゃくちゃ古く、最新バージョンにしたら安定してしまったのであった。以来、キヤノンはあまり信用していない(しかしキヤノン製品ばかり買ってたりする)。
こうしてそれまでMacのこと全然分からずに使ってきた私は、この一連のトラブル体験で知識が身に付き、MacWin王国を開設するに至ったのだから人生はワンダーランドだ。
1998.3 インターネットに接続! ▲
インターネット接続。大変だった。インターネットスタータキットがついていたのだが、自分でプロバイダ契約したので全部自分で設定する必要があった。しかしPPPとかTCP/IPとか概念が全然分からない(今もよく分かってないが)。人に聞きまくって接続するのに2週間以上費やしてしまった。スタータキットは結局使わず自分でPPPとTCP/IPを設定した。MacOS7.61は訳分からないうちに接続したが、MacOS8にすると比較的簡単であった。ただうまく繋がらないのは設定だけでなく、システムに不具合があったのも原因であった。
1998.3 PowerMacintosh 4400/200購入 ▲
1998年3月。発売間もないG3マシンが欲しかったが、予算があまり無かったので、バンドルソフトが一杯のPowerMacintosh4400/200グラフィックモデルを購入した。その頃「アップルはもうだめかも?」と言われていた時期であった。安価でバンドルソフトが多いPerforma64xx、PowerMacintosh 4400、5500の3機種で検討していたが、17インチモニタが欲しかったのとタブレットに惹かれてPowerMacintosh 4400/200グラフィックモデルにしてメモリを96MBにした。………そしてすぐにiMacが発表され、SCSI、シリアル、ADBポートが廃止されていくのであったが、そんなことは知る由もなかった。PowerBook145B&グレートワークス。今までありがとう。これから君はモバイル?マシンだ。
●ハードの総投資額:¥220,000 (PM4400、17インチCRT、64MBメモリ)