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クラリスワークス4(Mac)評価
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評価 |
詳細解説 |
おすすめ度 |
★★★★★
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総評2000.4.1更新 |
操作性 |
★★★★★
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使い方は非常に簡単!2000.4.1更新 |
機 能 |
★★★★−
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驚くほど多機能!2000.4.1更新
使い方ワンポイント2000.4.1更新 |
軽 さ |
★★★★★
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軽いので古いパソコンでも使える!2000.4.1更新 |
品 質 |
★★★★★
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印刷関係で多少の不具合がある。
- EPSONプリンタで、背景を消した画像の背景が印刷されることがある。この場合、適切に印刷できる印刷モードを探す。カラーだと大丈夫みたい。2000.10.1更新
- CANONのBJC-240J(ドライバはPixela製品)と相性は悪い2000.4.1更新
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見ておくべき外部サイト |
■Let'sMAC■ |
各種の便利な使い方を紹介している必見のサイト! 画像作成のテクニックからマクロの作成等、分かりやすく解説されています。ネオン文字の作り方など。 |
アップルの製品紹介 |
アップルコンピュータの詳しい製品紹介ページでございます。 |
クラリス製品のアップデータ |
アップデータしたこと無いならやっときましょう。 |
総評 ▲ 1998.9.1UP 2000.4.1更新
2000.4月にアップルワークス6に取って代わられましたが、Macで長らく標準でバンドルされてきた名ソフトで、統合ソフトの割に実はかなり高機能なソフトであることにお気付きでしょうか? ビジネスではMS-Wordが幅を利かせていますが、個人使用だけでなく、大概の事務仕事もこれ一本で十分事足ります。社外とのやりとりなどの制約がないならMS-Wordなどを買わなくてもクラリスワークス4を使いこなせばいいでしょう。何と言っても軽いし、簡単です。また同じパージョンのMac版とWin版があるのでフォントさえ揃えればファイルの共有もできます(2000.3現在、Win版はすでに店頭在庫のみになったようです。もう入手は困難でしょう)。
- 含まれている機能
ワープロ、表計算、カード型データベース、ドロー、ペイント、通信機能。シームレスに一文書に混在可能。
- 容 量
最小インストールで8MB! 800個の画像ライブラリ等をフルインストールしても50MB!
- 必要なメモリ
3MBあれば十分動作!Wordだと20MB程度は必要みたい。
- 値段
[Mac版]:実売 約18,000円、[WinとMacハイブリッド版]:実売 約24,000円
使い方は非常に簡単! ▲ 1999.3.15UP 2000.4.1更新
操作は非常に簡単で習得も容易ですので、パソコン教室に通う必要はないでしょう。通常の使用でヘルプやマニュアルをほとんど見ることなくかなり高度な文書、レイアウト物を作成できますし、マニュアルを読んでみると意外や意外。かなりいろんな事ができます。機能がないと思って他のワープロを検討する前にマニュアルを読んでみましょう。
私が特に感動したのはデータベースが凄く簡単でマニュアルを見ることなく使えてしまうことでした。それまでDBaseとかMS-Access(以上、DOS/Win系ソフト)等の難解さを見て、データベースというのはデータ処理のプロが使うものと思いこんでいましたが、まぁなんと安直に使えてしまうのでしょう。宛名書きは無論のこと、顧客管理などもこれで十分出来るでしょう。ともかく「簡単だけどマニュアルを見ると実は高機能」これがクラリスワークスの売りでしょう。
驚くほど多機能! ▲ 1999.3.15UP 2000.4.1更新
統合ソフトですから、単機能の専用ソフトに比べるとそこそこの機能しかありませんが、表計算、ドロー、ペイント、データベースをシームレスに一文書内で混在できるので、結果的にかなり高度な文書を簡単に作成できます。また特にドロー、ペイントの画像編集が非常に優れています。
- ワープロ
- オブジェクトの配置が容易で自由に配置可能!(例えばWinのMS-Wordでは面倒な処理が必要)
- 表の扱いがめっちゃ簡単。文字の量によって自動伸縮したりもできる。
- スライドショー機能があるので簡単なプレゼンテーションも可能。
- アウトライン機能有り。
- でもワープロ機能で1ページあたりの行数、桁数指定ができない。
- ドロー、ペイント
- ベジェ曲線が使用可。
- ベジェ曲線、自由曲線とも確定後に自由に再編集可能。
- グラデーション、パターンを自由に設定可。
- でも画像の書き出しはPICT形式のみ。
- 表計算
- 扱えるデータは最大16384行、256列。ページレイアウトで設定可能!
- MS-Excelに比べるとちょっと使いにくい。
- データベース
- こんな簡単なデータベースは他に知らない。もっとも巨大なデータや複雑な処理はどこまでできるか分かりませんが。 たぶん複数のテーブルを持ったり、リレーショナルデータベースは無理っぽい。
- 差し込み印刷
- 統合ソフトだから当然可能。ただしデータベース=ワープロ間。
- その他
- MacとWinでほぼ全く同じ機能。フォントをそろえればファイルを互換可能。
- Word、Excelファイルの読み込み、書き出し可能。 (ただしかなり古いバージョン)
- 画像、テキストボックス、表など全てのオブジェクトを回転可能!これはすごい!
- マクロ機能もある。MS-Officeに比べればちゃちだが十分実用になる。当然マクロウィルスなどには全然ならず安全。
使い方ワンポイント ▲ 1998.12.1UP 2000.4.1更新
- ワープロモードでオブジェクト(画像など)を好きな位置に配置したい。
矢印ツールを選択してからオブジェクトを貼り付けるだけ。
- ライブラリの画像の背景を透明にする。
- まず、画面左側のツールボックスを表示し、左上の矢印をクリックする。
- 画像を選択してメニューから[配置]-[任意に回転]を選ぶ。そしてわずかに画像を回転させる。
- あら!不思議!?画像の背景が透明になっちゃった!
- 行間の微調整
一見、行間は、0.5行単位でしか設定できないようだが、実は[書式]メニューの[段落設定]でポイント、ミリなどの各種単位で細かく設定可能。
- 年賀状の表書きを作成する。(データベースだけで作成可能)
- データベースで住所録を作ります。
- レイアウトで必要なフィールドを葉書に合うようにレイアウトします。
- これで完成!
軽いので古いパソコンでも使える! ▲ 1999.3.15UP 2000.4.1更新
最小インストールで8MB、プログラム本体は2.5MBと大変軽いため、PowerBook145B(CPU:68030の25MHz、メモリ:8MB)でもそれなりに使えます。また全く遅くなることもなくシームレスにワープロ、表計算、ドロー、ペイントなどを一文書に混在でき、容量もさして大きくなることはありません。この辺はすごい!
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